和解成立の報告と皆様へ御礼

和解が成立しました

 

今回の東京高裁における裁判では、85日に口頭弁論が開かれ、裁判所より和解の勧告が行われていました。その後和解の話し合いが進められ101日に和解が成立しました。

高裁で過重労働を原因とする労災であることを認めさせるという完全勝利ではありませんが、和解が成立したために、医療現場の常識とかけ離れた地裁の判決は確定判決ではなくなりました。その観点で私たち支援する会の目的の多くは果たされたことになります。今回の和解には経過や内容について公表しないとの条件があるために、和解内容を知ることは出来ませんが、原告と原告弁護団が協議して出した結論ですので、支援する会としてはこの和解を支持したいと思います。

今回の裁判には多くの麻酔科医師をはじめ、他の診療科の医師、医療従事者、さらに医療関係者以外の市民の皆様からも支援を頂くことができました。和解の成立は皆様の心強い協力の賜物であると確信し、この場をお借りして心からのお礼を述べさせて頂きます。

  支援する会は今回の和解の成立を持って活動を終える事になりますが、医師の過重労働の改善は進んでおらず、今後も同様の労災が繰り返されることが危惧されます。私たちは、これからも医師の過重労働をなくし医師が健康で生き生きと働ける診療環境を作るために引き続き活動を進めます。

今後とも皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。


     呼びかけ人

         植山直人

         本田 宏

         中原のり子





原告家族より御礼文

長く裁判を続けてまいりましたが、お陰様でこの度10月1日に和解成立となりました。麻酔科の先生方をはじめ、他の診療科の医師の皆様、医療関係の皆様、過労死家族の会の皆様、大勢の方々のご支援の賜物と、心から感謝申し上げます。皆様のご支援が私の励み、勇気となりまして、特に苦しい時、皆様の書いて下さったアンケートを繰り返し読むことで、何とか気持ちを落ち着かせることができ、ここまで頑張ることが出来ました。

お陰様で現在主人の体調も安定しております。裁判もようやく終わり、これからは家族と静かな生活を取り戻していきたいと思います。今後共、どうぞ宜しくお願い致します。